看護研究:量的研究編その1
まずは量的研究の分析方法を見てみたいと思います。
変数による分類
X:説明変数、Y:従属変数
1.X:質的、Y:量的
2.X:質的、Y:質的
3.X:量的、Y:量的
4.X:量的、Y:質的
5.その他
1.質×量
説明変数が質的変数、従属変数が量的変数の場合、
代表的な手法としてt検定があります。
が、t検定以外にもいくつかの方法があり
その中から適切に選択する必要があります。
検定方法を選択する際に必要となる情報とは?
b.説明変数が1つなのか?(Y:1つ/N:2つ以上)
c.対応があるか?(Y:あり/N:なし)
d.等分散か?否か?(Y:等分散/N:非等分散)
それぞれ2つの選択肢があり2通り×2通り×2通り×2通り=16通り
a.Y、b.Y、c.Y、d.Y→対応のある2標本t検定
a.Y、b.Y、c.Y、d.N→ウェルチのt検定
a.Y、b.Y、c.N、d.Y→対応のない2標本t検定
a.Y、b.Y、c.N、d.N→???
a.Y、b.N、c.Y、d.Y→乱塊法
a.Y、b.N、c.Y、d.N→乱塊法
a.Y、b.N、c.N、d.Y→一元配置分散分析
a.Y、b.N、c.N、d.N→クラスカルウォリス検定
a.N、b.Y、c.Y、d.Y→対応のあるウィルコクソン検定/符号付順位和検定
a.N、b.Y、c.Y、d.N→???
a.N、b.Y、c.N、d.Y→マンホイットニーのU検定
a.N、b.Y、c.N、d.N→Brunnner-Munzel検定
a.N、b.N、c.Y、d.Y→フリードマン検定
a.N、b.N、c.Y、d.N→フリードマン検定??
a.N、b.N、c.N、d.Y→クラスカルウォリス検定
a.N、b.N、c.N、d.N→クラスカルウォリス検定??
量多過ぎ…。
もう少し書くつもりでしたがまた次回に…。