看護師が看護でないものを学ぶ理由 序論
自分が思う看護…。
最近、思うのは看護って職種であって学問ではないのではないか。
世の中にはいろんな学問がありますが、
その中で看護って少し特殊な気がしています。
それはほかの学問に比べて核になっている部分の大きさ。
ほかの学問に比べて小さいように思うのです。
ベースを医学にもち、心理学などからも影響を受けている看護。
しかし、看護の核となる部分は何か…。
それはいまだにわかりません。
ただ、看護が学問として専門分野として発達していくための課題は
「科学性」だと思います。
看護は自らが科学であることを求めてきた分野です。
歴史的にはほかの分野と比べ歴史が浅く、
自らに研究を課すことで発達してきた分野です。
ただ、質の高い研究がおこなわれてきたかといえば
そうではなく玉石混交。
最近になって質を重視する流れになってきています。
最初の問題、看護は職種か学問か…。
はっきりいってどっちでもいいです。
看護がそこまで大きな世界でないことを自覚することのほうが大事だと思っています。
深く掘るのであれば認定看護師や専門看護師といった選択があります。
それよりも看護の外に出てみたいという気持ちのほうが強いです。
看護師をやめるために外に出るのではなく
看護をより広げるために外に出たいなと思います。