質と量~看護研究は難しい~
看護師を語るうえで外せないのが看護研究。
去年、看護研究を実際にやったこともあり、今年は少しだけお手伝い担当。
例年、この時期に研究計画書を書いて秋に発表会という予定。
今年は外部の先生を呼んでいるからなのか、全病棟外部発表という鬼。
今年、うちの部署では質的研究をしようと。
質って手が出しやすそうで難しいものなのですが
今年は外部指導があるから是非という流れのよう。
ただ、話していて感じたのはなぜこの手法なのかと問われたときに答えられない。
1.量的な分析じゃないとできない研究
2.質的な分析じゃないとできない研究
3.どっちでもできそうな研究。
a.本当は1か2を選ぶ必要がある。
b.本当にどちらでもできる。
おそらく3が曲者でその判断が難しいように思います。
でも去年量的な分析をして今年質を見ていて思ったのは
どういうデータを取ってきてそのデータに何を語らせたいのかが
大事なんだと。
看護では最近、テキストマイニングや混合研究(MIXED RESEARCH)が
登場してきて質的データと量的データの境目がなくなってきている。
だから1つのデータに対して様々な分析を行うことができる。
そんな今、研究で大切なのはPlanningなんだろうと思う。
データ分析で迷った際に戻れる地図のようになるのではないかと。